セロニアスモンク(Thelonious Monk)のおすすめCD、アルバム紹介

セロニアスモンク(Thelonious Monk)のおすすめCD紹介

セロニアスモンク(Thelonious Monk)のおすすめCD、アルバム紹介

セロニアスモンク(Thelonious Monk)が参加しているCDで、インターネットで買えるものの一覧です。実際に聞いた人の感想を掲載していますので、お勧め度もわかります。CD選びの参考にしてください。




発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1680円
発売年月
2004-11-17
タイトル
バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)

アーティスト
グールド(グレン)

収録曲
1:ゴールドベルク変奏曲ト長調
グールドの鼻歌が気になる
レビュー日:2008-06-13  評価:★★★★☆
この再演の素晴らしさについては、40件を超えるカスタマーレビューに詳しいので蛇足を省くとして、演奏中のグールドの声については1件のレビューにおいてしか触れられていないのは、不思議だ。実は、この声が耳につく。ピアノよりも声のほうに注意が向いて、うるさく感じられるときもある。デジタル録音だから、この声を消せないものかと思うほどだ。臨場感があっていいと感じられる人もあるかもしれないが、私には耳障りな鼻歌に聞こえるのです。

グールドの軌跡…。
レビュー日:2008-06-10  評価:★★★★★
グレン・グールドを語る上で欠かせない人物がいる。それはJ.S.バッハである。グールドは生涯バッハの音楽とは何か?を模索していた。そしてその答えが今回のゴルトベルク変奏曲にある。おそらく彼にとってバッハの音楽とはチャレンジであり、人生そのものであったに違いない。そうでなければ、ゴルトベルク変奏曲を二度録音するという事はなかったであろうし、グレン・グールドという名は世界的に知れ渡る事はなかったであろう。そういった意味ではグールドを有名にしたのはバッハであり、バッハのゴルトベルク変奏曲を有名にしたのもまたグールドであったといえる。今回の新録音である当アルバムはそんな二人の天才の物語が永遠に語り継がれるであろう記念碑的なものである。

二つのゴルトベルクは混ざり合い心の中の一番奥にしまわれる
レビュー日:2008-04-23  評価:★★★★★
グールドはゴルトベルク変奏曲で現れ、ゴルトベルク変奏曲で逝った人である。そのグールドのどちらのゴルトベルク変奏曲が優れているかなどを考えることははっきり言って得難いすばらしい感動を半分でやめてしまうに等しい愚行だ。両方を一生涯所有し、その素晴らしい演奏の及ぼす効用と癒しを感受するのが正しい選択だ、と僕は思う。

最初のゴルトベルク(1955年6月)。

長い長い沈黙と暗闇の向こうに鳴っているこの音楽は、ハンニバル・レクターが大きな鉄格子の隔離から脱出するシーンでも流れている。あれは、間違いなくグレン・グールドの手によるものだ。時々、グールドの唸り声が混ざる演奏を聴けば聴くほど、この曲はまさに彼のためにあったのだと思えてくる。 彼の声というのは何となく悩める者たち、抑えきれぬ憤怒に己を抑えられぬ者たちの声のように聞こえてくる。怒りも悲しみも全てそこに混ざり、癒される為に広げられたような錯覚を僕は覚える。

最期のゴルトベルク(1981年4月・5月)。

弾けんばかりの演奏は最初のゴルトベルクをかき消さんばかりの演奏である。既に持っている最初のグールドのゴルトベルクという概念は、この新しく深化した解釈と融合し、心をより強くなるように誘導してくれる。最初の演奏よりずっと長いこの演奏は音もはるかにクリアで深い傷を少しずつ癒していく感じだ。クリアな傷にクリアな音。二つのゴルトベルクは混ざり合い心の中の一番奥にしまわれる。

いずれ劣らない僕には不可欠の演奏だ。 どちらも一生のうちに何千回と聴くだろう。この2つのゴルトベルク変奏曲を一生聴くことがない人生は、生涯所有し聴き続けられる人生より不幸だ、と断言しよう。

スタンダード中のスタンダード♪
レビュー日:2008-04-17  評価:★★★★★
小説『羊たちの沈黙』で、レクター博士が逃走の直前、静かに聴いていたのがグールドのゴールドベルクである。

グールドのゴールドベルクのスタジオ録音盤は2種類ある。
若き挑戦者の『攻撃は最大の防御』的な戦法ながら、今日の視点から見ると意外とスキだらけの初録音盤とは異なり、この再録音盤は、攻守とも最高級の芸術品である。チャンピオンの貫禄。
では、レクターはどっちを聴いていたのか?それは読者の想像に委ねられる。

さて。この曲に関して、私は先にP.ゼルキンやシフの録音(2人とも初録音の方)を聴いたのだが、実にツマラナイ曲だと思った。
しかし、3番目に当録音を聴いて、一気に面白い曲だということが分かった!
不思議なことに、グールドを踏まえて、シフやゼルキンの録音を改めて聴くと、彼らのやっていること、やりたいことがよく解るようになっていた。
私の耳が鍛えられたというよりも……。

呪縛。彼らにとって恐らくグールドの再録音盤は呪縛だったのだろう。
グールドが引きずり出して見せた、この曲に潜む魔力には抗えないが、グールドを越えるのは至難の技。
それに、亜流と呼ばれたのでは意味がない!ならば、俺はどう弾く?
もがくような思いが彼らにはあったのではないか。
(今では彼らも、独自のゴールドベルクを奏でているのが嬉しい)。
現代の若手にとっても、この曲を弾く際、意識せざるをえないスタンダード盤である。
シェプキンやシュタットフェルトの爽演も、グールド抜きには語れまい。

なお、同じ演奏のDVDも出ているので、興味のある方はそちらもどうぞ。
映像版を基本として部分的に録り直しをしているのが当録音のようだ。
録り直しと言っても、例えば、身振りでピアニシモを表現した箇所を、音だけのピアニシモに込めたりするような意味合いの修正。
身振りのピアニシモ+音のピアニシモだと、クド過ぎる…という判断らしい(笑)。

天才グールド究極の名演奏!
レビュー日:2008-04-06  評価:★★★★★
私はクラシック音楽を10年以上聞き続けてきたがグールドのゴルトベルク変奏曲ほど衝撃的で心を揺さぶるピアノ演奏はいまだかつて聞いた事がない。とにかく聞き手はひたすらグールドの指先から奏でられる魔法の音ひとつ、ひとつに圧倒されるのだ。そこには難しい音楽的知識など一切不要だ。ただ純粋に音を楽しむ。そう気付かせてくれる究極のアルバムである。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
2300円
発売年月
2008-09-26
タイトル
NHK「美の壺」withブルーノート~バラード・コレクション~

アーティスト
オムニバス

収録曲
1:ラウンド・ミッドナイト (モノーラル録音)
2:アイム・オールド・ファッションド
3:アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー (モノーラル録音)
4:バット・ビューティフル
5:アイ・ゲス・アイル・ハング・マイ・ティアーズ・アウト・トゥ・ドライ
6:四月の思い出 (モノーラル録音)
7:ホワッツ・ニュー (モノーラル録音)
8:アイ・ウェイテッド・フォー・ユー (モノーラル録音)
9:ジー・ベイビー・エイント・アイ・グッド・トゥ・ユー
10:クリフォードの想い出
11:イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー (モノーラル録音)
12:モーニン (ボーナス・トラック)






発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
1991-07-01
タイトル
5 by Monk by 5

アーティスト
Thelonious Monk

収録曲
1:Jackie-Ing
2:Straight, No Chaser
3:Played Twice [Take 3]
4:Played Twice [Take 1]
5:Played Twice [Take 2]
6:I Mean You
7:Ask Me Now
monkの渦巻きに呑み込まれる
レビュー日:2008-01-19  評価:★★★★★
ここのボー・トラに収まっている“played twice”をtake1から3まで(このCDでは6→7→3曲目)を順に続けて聴いてください。

“異物”として参加したthad jonesが最初のtakeでは、ねじ伏せる様に“自分の音”でアドリブをやり切っている(その間monkはどこ吹く風でいつもの調子…というのがすごい)が、これがtake2になるともうどこかおかしい。monkの飄々としていながら、硬質で強大なうねりに呑み込まれたように戸惑い、いつもの彼らしからぬ不思議なフレーズを冒頭から展開。次第にmonkが本領発揮。しまいにはtake1と大きく異なる音世界に変質し、終る。

そして正規テイクであるtake3で、thadは2で始まった無骨な世界を勢い洗練させ、どうにか巧みにまとめ上げる。monkはtake1→3と進むにつれ、どんどんと持味を発揮。jonesはこのセッションが終った時、深呼吸して汗ぬぐったんじゃないかと想像してみる。おもしろいドキュメントでした。

因みに、cecil taylorにとってのjimmy lionsがそうであったように、rouseは戸惑う(?)thadを横目にmonkのラインを翻訳し続けてみせる。そりゃthadには大変なセッションだったろうなぁ〜。もう半世紀前の事だけれど、聴いた後“お疲れ様でした”と口の中で呟いてしまった。

全曲モンクのオリジナル。
レビュー日:2007-09-13  評価:★★★★★
モンクの音楽には共演者の隠れた魅力を引き出す力があるようです。
このアルバムではサド・ジョーンズがコルネットで参加していますが、開放的で明るい本来のプレイに幾分深みと細やかさが加わって、しみじみと聴き入ってしまいます。

こんな良いアルバムが1000円で買えてしまう。嬉しいけど、ちょっと寂しいような・・・。

村上春樹さんの本で紹介されて
レビュー日:2004-08-22  評価:★★★★★
CD屋で探し歩いてもなかなか売っていなかったのに、村上春樹さん・和田誠さんのポートレイトインジャズVol.1で紹介されて以降、たいがいのお店で常備されているようになった感がある。世に言う大名盤以外にも、JAZZ特有の滋味に溢れた秀作は数多くあることをこうした盤を聴くと再認識させられる。

聴けば聴くほど・・・。
レビュー日:2003-03-29  評価:★★★★★
もう何十回と聴いているが、聴けば聴くほどいろいろな空気が流れてる。その空気を吸って、細胞一つ一つに、モンクのメロディ−が入り込んでくる雨上がりの空気のように・・・。我感せずといった感じに取られがちだが、持論をもって、ひとりひとりをちゃんとまとめている。なぜだろう・・・こういう疑問がモンクの魅力なのかもしれない。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
1991-07-01
タイトル
Misterioso

アーティスト
Thelonious Monk

収録曲
1:Nutty [Live]
2:Blues Five Spot [Live]
3:Let's Cool One [Live]
4:In Walked Bud [Live]
5:Just a Gigolo [Live]
6:Misterioso [Live]
7:'Round Midnight [Live][*]
8:Evidence [Live][*]
モンクの作品で最も好きな一枚
レビュー日:2008-09-14  評価:★★★★★
1958年7月9日・8月7日、ニューヨーク、ファイブ・スポットでライヴ録音。これより先に発売された『セロニアス・イン・アクション』とまったく同じ夜・同じ場所での録音で、2枚は双子の関係にあると言えるだろう。パーソナルは、セロニアス・モンク(p)、ジョニー・グリフィン(ts)、アーマッド・アブダル・マリク(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。

実はこの録音の約1ヶ月前に同じファイブ・スポットでモンクはライヴ・レコーディングを実施したのだが、内容が気に入らずボツにしている。このアルバムはそこでの反省を組み入れてのライヴで、ジョニー・グリフィンをフィーチャーした演奏は実に熱く、ライヴの雰囲気が良く出ていて、会心の出来映えだ。

『Just A Gigolo(2:09)』以外は全てモンクのオリジナルで固められたナンバーは一言で言えば『vivid』。特に表題曲『Misterioso(10:54)』が圧巻だ。ジャケット・デザインも含めモンクの作品で最も好きな一枚だ。

モンクもいいが、それにもましてサイドのgriffinが…。
レビュー日:2008-01-24  評価:★★★★★
数あるモンクのアルバムの中でイチオシのアルバムである。ライブ盤ですが、御大よりもサイドのGriffinが目立ちすぎ、ついには御大も切れて、ピアノを停止してしまう瞬間など、スリリングです。それでもノリノリのGriffinって大したやつですよね。自由奔放なアドリブ展開が見事!途中ポパイのテーマが出てきたり、思わずニヤリとさせられます。隠遁生活者のストレス発散に最適の一枚です。

紫煙の向こうにモンクが見えてきそうな
レビュー日:2004-12-19  評価:★★★★★
私は殆どジャズの生演奏を聞いた事はありませんが、そのくせこれを聴くと、どういう訳か生演奏のムードを感じてしまいます。伝説のファイブスポットカフェ(と、どこかで読んだ事がある)での演奏。観客のざわめき、拍手、グラスのふれあう音、少し籠ったような感じも紫煙に包まれているからではないかと都合良く解釈してしまいます。私のようなにわかジャズファンでも存分に酔える内容です。

のんびり聴きたい
レビュー日:2004-05-02  評価:★★★★★
これは私がモンク好きになったきっかけのアルバムです。それまでモンクって聴きづらいなと思って敬遠していたんですが、たまたま借りてずっと聞き流しているうちに、好きになってしまいました。聴いていて変なところはあるんですけど、それがだんだん耳になじんで、口ずさみたくなってきます。今でも大好きなアルバムです。

それでもNutty
レビュー日:2002-05-08  評価:★★★★★
1958年の作品。モンクが翌年にはキャバレーカードを取り上げられてNYのクラブでの演奏ができなくなってしまうわけだから、NYでの最も円熟した時期の演奏だ。この作品はわたしのフェイバリットだが、それはタイトル曲のMisteriosoが好きだということもあるのだが、それにも増してこのオープニングの演奏−Nutty−がまったく好みにあっているからだ。燃え尽きる前の蝋燭のような輝きを聞いてほしい。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1890円
発売年月
2003-12-17
タイトル
ソロ・モンク+9

アーティスト
セロニアス・モンク

収録曲
1:ダイナ(テイク2)
2:アイ・サレンダー,ディア
3:スウィート・アンド・ラヴリー(テイク2)
4:ノース・オブ・ザ・サンセット
5:ルビー,マイ・ディア(テイク3)
6:アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)
7:アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー
8:エヴリシング・ハップンズ・トゥ・ミー(テイク3)
9:モンクズ・ポイント
10:アイ・シュッド・ケア
11:アスク・ミー・ナウ
12:ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユー)
13:イントロスペクション
14:ダーン・ザット・ドリーム
15:ダイナ(テイク1)
16:スウィート・アンド・ラヴリー(テイク1)
17:ルビー,マイ・ディア(テイク1)
18:アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)(テイク1)
19:アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー(テイク2)
20:エヴリシング・ハップンズ・トゥ・ミー(リテイク1)
21:アスク・ミー・ナウ(テイク1)
モンクそのものをそのまま味わえる感じです。
レビュー日:2007-10-20  評価:★★★★★
本当に聴きやすいピアノソロアルバムです。・・とはいっても、今で言うニューエイジ系ピアノや癒し系音楽の様に、あっさりと小綺麗なサウンド・演奏で終わる訳も当然なく、美しい楽曲群の中にもどこかブルージーでアクの強いサウンドが交えられているので、「これはジャズである」と、造詣の低い私でも分かりその雰囲気が感じられる、素晴らしいジャズ系ソロアルバムであると思います。
あからさまな不協和音にモンク特有のズレたタッチやシンコペーションをもってすれば、ドラムやベースを要さずとも黒人ジャズの空気・グルーヴ感が出せることを、本作は鮮烈に感じさせてくれました。しかし、トリオなどのバンド形態の作品からするとやや認知度が低くなってしまっている様にも思えるのが、残念なところでもあります。ちゃんと再発されているのですから、私が知らないだけで認知度も評価も高いのかもしれませんが。。
この作品からジャズを聴き始められても、「ジャズは苦手かも・・」といった感じにはならない、どなたにとってもメロディアスで聞きやすく奥深い、珠玉の名作品集であると思いますm(_ _)m

内面の宇宙
レビュー日:2006-10-13  評価:★★★★★
3枚のソロの内、「ソロ・モンク」は最も聴きやすいと思われる一枚。
"DINAH"、"I SURRENDER, DEAR"、"RUBY, MY DEAR"、
"THESE FOOLISH THINGS"等非常にキャッチーな曲が並びます。
モンクのソロ作品は完璧に閉じ、なおかつ無限に広がる世界を感じさせます。
都会と大自然、空と海、小さな部屋と宇宙。一見は可愛らしいちょこんとしたバラード、
しかしその中には何だって思い描ける様な純粋性があります。
感情ではなく感覚。この感覚を失くさずに持ち続け、形にできる人はとても少ない。
独特なキーの外し方や、でこぼこの坂道を行くようなリズムの移り変わり。
ジャズを聴き始めて間もない頃、モンクを僕に強く勧めてくれた友人は
「これはモンクがいつも自分の音を探してる証拠だと思う」と言っていました。
今はその言葉が少しわかる気がします。百人いれば百通りの情緒がある。
この作品に収められているのは、セロニアス・モンクという一人の人間の自然な
自己表現、それを映した心象風景なのだと思います。

ソロこそモンクの真骨頂
レビュー日:2004-11-14  評価:★★★★★
ポール・デイビスのイラストによるジャケットがほほえましくアルバムのイメージを印象付けている。モンクはやっぱりソロがいい。もちろんコンポーザーとしてもアレンジャーとしても優れたモンクゆえ、様々なユニットでの音楽性を発揮できるのだが、最もダイレクトにモンクの世界に浸るにはソロという形式に勝るものはないだろう。ダイナというとディック・ミネを思い出すが、オールドファッションなストライド・ピアノのモンクは郷愁を感じるし、アイ・サレンダー,ディア、スウィート・アンド・ラヴリー、ノース・オブ・ザ・サンセット、ルビー,マイ・ディアと続くモンクのリリカルでユーモラスな世界は他の追随を許さない。それにしても9曲ものボーナストラックを追加したこのCDはものすごいお徳盤だ。これほどモンクの世界に没入できるアルバムも珍しいのではないだろうか。モンクの真骨頂を様々な演奏で楽しめるお奨めの一枚だ。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1800円
発売年月
2007-09-19
タイトル
セロニアス・ヒムセルフ+1

アーティスト
セロニアス・モンク

収録曲
1:パリの四月
2:ゴースト・オブ・ア・チャンス
3:ファンクショナル
4:センチになって
5:アイ・シュッド・ケア
6:ラウンド・ミッドナイト
7:オール・アローン
8:モンクス・ムード
9:ラウンド・ミッドナイト(イン・プログレス)(ボーナス・トラック)
寒い冬の陽だまりのような、、、内省的で厳しくも、暖かくて深みのあるピアノ
レビュー日:2008-11-08  評価:★★★★★
華麗なテクニックを披露したり
気の利いたフレーズに思わず頬が緩んだり

、、、そんなことはほとんどありませんが


ゆったりしたテンポの中で紡ぎ出す一音一音がとても印象的で

複雑な和音と絡み合って

寒い国の静かな大地のような、

独特の包容力を醸し出しているように思えます。

死ぬ間際に聴きたい音楽
レビュー日:2008-10-24  評価:★★★★★
april in paris からこのアルバムの世界に引き込まれる。
就寝前に聴くと気持ちがすーっと落ち着く。
「間」が良いんです。

だから平日の朝とかに聴いちゃいけません(笑)。

モンクの音楽は不協和音だろうか
レビュー日:2008-09-20  評価:★★★★★
1957年4月5・16日、ニューヨークで録音。カバー表紙は『Solo Piano by Thelonious Monk』とあるが、8『Monk's Mood』ではコルトレーンのサックスとウィルバー・ウェアのベースが加わりトリオ演奏となっている。また、ぼくの持つCDには名曲『'Round Midnight』の『in progress』版が入っていて、この名曲の生成過程が分かって非常に興味深い。モンクのソロ・ピアノの最初のアルバムは1954年6月にフランスで吹き込んだヴォーグ盤が存在し、本作はアメリカでのモンク初のソロ作品ということになる。

モンクの音楽を語るときによく使われるのが『モンクの独特の不協和音』という言葉だ。しかしぼくはこの音楽を単に『独特の不協和音』で片付けてしまっていいのか、と疑問に思う。リズムも独特で彼の音楽はむしろ独特の音階という方が正しいのではないだろうか。つまりは一段高いレベルの音楽を独自に構築している、と思える。それはまさにモンクの『言語』と言える世界だ。

つまり『モンク語』を喋るにはソロ・ピアノが最も簡単である。多くのミュージシャンはその『モンク語』に惹かれ、自らの楽器でその世界を語ってみたいと思い、ジャム・セッションをしたと思える。チック・コリアが1981年の『トリオ・ミュージック』の1枚でまるまる取り上げたモンクの世界はモンクの持っているエッセンスを音楽理論的に純粋に抽出したすばらしい作品だが、そういった純粋抽出された『モンク語』を聴いた後でオリジナルを聴くとその感がますます強まる。この音楽はジャズ以上の存在だと思う。

モンク芸術のエッセンス
レビュー日:2008-04-29  評価:★★★★★
セロニアス・モンクの最高傑作はというとブリリアント・コーナーズやモンクス・ミュージックといったコンボやオーケストラによる作品が思い浮かぶかも知れない。確かにモンクの総合的な世界への評価という意味ではそれらは重要かつ完成度の高いアルバムだといえよう。しかし、モンクの本質はといえば、ソロではないだろうか。ピアノ・トリオという形式もモダン・ジャズのなかではバッド・パウエルやオスカー・ピーターソンからビル・エバンスにいたるまで幅広く展開し、完全に定着したわけだが、ソロとなるとアート・テイタムという例外はあるが、キース・ジャレットが出るまで、それほど多くのピアニストが好んで演奏していない。それだけソロは表現力と演奏者の世界観が問われるものなのだろう。モンクはそのような意味で稀有なピアニストであり、彼の場合、独自の音楽性を具現化するのに、ソロほど適した形式はないと思われる。パリの四月、ゴースト・オブ・ア・チャンスといったスタンダードや名曲ラウンド・ミッドナイトなどがモンクならではのタイム感覚とハーモニー、メロディラインで展開される。本作はまさにモンク芸術のエッセンスが凝縮されている傑作盤である。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
2854円
発売年月
1998-05-13
タイトル
ポートレイト・イン・ジャズ

アーティスト
チャーリー・パーカー
ハーブ・ゲラー
アート・ブレイキー
スタン・ゲッツ
ビル・エバンス
デューク・エリントン
村上春樹
和田誠

収録曲
1:ブルームディド(チャーリー・パーカー)
2:ジターバッグ・ワルツ(ハーブ・ゲラー)
3:危険な関係のブルース(アート・ブレイキー)
4:ムーヴ(スタン・ゲッツ)
5:マイ・フーリッシュ・ハート(ピル・エヴァンス)
6:ロックス・イン・マイ・ベッド(デューク・エリントン)
7:ジーズ・フーリッシュ・シングズ(エラ・フィッツジェラルド)
8:アウト・ゼア(エリック・ドルフィー)
9:シャイニー・ストッキングズ(カウント・ベイシー)
10:サムタイムズ・アイム・ハッピー(ナット・キング・コール)
11:ディジーズ・ブルース(ディジー・ガレスピー)
12:ジャッキイング(セロニアス・モンク)
13:ルイーズ(レスター・ヤング)
古いジャズ好きにはお薦め
レビュー日:2006-03-18  評価:★★★★☆
和田誠、村上春樹、お気に入りのジャズですから、悪いはずがありません。それはともかく、村上春樹が書いているライナーノーツがいいです。ジャズにまつわる個人的な逸話ですが、他では読めない文章なので、それだけでも価値があります。

極私的選択が面白い
レビュー日:2006-03-17  評価:★★★★☆
ジャズ好きの村上春樹(かつてジャズ喫茶を経営していたこともある)と和田誠の共著の「ポートレイト・イン・ジャズ」という本からインスパイアされ、両人が選んだオムニバス盤。音源はヴァーヴが中心。面白いのは、その選曲。超有名曲や超名演奏にこだわらず、「極私的」な選択。ビル・エヴァンスの「マイ・フーリッシュ・ハート」などの超有名曲以外に、スタン・ゲッツの「ムーヴ」始め、あまり知られていない曲も多い。両人のジャズの趣味が分かるのが面白い。ビッグ・バンドからピアノ・トリオまで、色々楽しめる。表紙イラストはもちろん和田誠さん。

初めての
レビュー日:2005-06-08  評価:★★★★☆
ジャズなんてちっともわかりませんが、春樹好きが高じてかったCDです。なんといってもトラック2がきにいりました。ちょっと変なメロディーで、陽気な感じで、素直にイイです。ふらんすはパリを彷彿させます(行ったことはない)。ジャズ入門に最適かと、勝手に思ってます。

掘り出し物市
レビュー日:2005-04-02  評価:★★★★★
村上春樹さんの選曲には、本当に感謝している。僕は、ジャズ初心者なんだけれども、ジャズの幅をひろげるのにすごく助かった。他の「ジャズ入門CD」は、だいたい同じような曲ばかり集めたものが多いけれど、このCDは村上春樹さんの長年のジャズ歴を生かした、選曲になっている。有名ではないけれども聞きやすくてオススメ、という曲が多い。ジャズ初心者から一歩前へ踏み出したい人に、お勧め。 

マスト!!
レビュー日:2003-01-16  評価:★★★★★
このCDと本、コーヒーあれば至福な一時が過ごせます。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
3990円
発売年月
2007-04-27
タイトル
ユーロアーツ ドキュメンタリー ピアノ、その300年の歴史







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
2003-08-19
タイトル
Solo Monk

アーティスト
Thelonious Monk

収録曲
1:Dinah [Take 2]
2:I Surrender, Dear
3:Sweet and Lovely [Take 2]
4:North of the Sunset
5:Ruby, My Dear [Take 3]
6:I'm Confessin' (That I Love You)
7:I Hadn't Told Anyone Till You
8:Everything Happens to Me [Take 3]
9:Monk's Point
10:I Should Care
11:Ask Me Now [Take 2]
12:These Foolish Things
13:Introspection [*]
14:Darn That Dream [*]
15:Dinah [Take 1][*]
16:Sweet and Lovely [Take 1][*]
17:Ruby, My Dear [Take 1][*]
18:I'm Confessin' (That I Love You) [Take 1][*]
19:I Hadn't Told Anyone Till You [Take 2][*]
20:Everything Happens to Me [Retake 1][*]
21:Ask Me Now [Take 1][*]
強烈な個性
レビュー日:2006-11-07  評価:★★★★★
文句はソロが良いと世間では言われている中でも、このアルバムは秀逸。
よく「himself」と比較されて評価を受けるのですが表現したいものがまったく異なっているといっても良いでしょう。
どちらも良い作品なので聞き比べてみてください。(注:優劣をつけるのではなく)

スローライフな音楽・・・激動の時代に悠然とストライド・ピアノを弾くひとりの男
レビュー日:2003-11-10  評価:★★★★☆
1964.10−1965.3 録音。センスの良いジャケットがすべてを物語っている。ジェット機の時代にレトロなプロペラ機に乗っているモンク。このアルバムが録音された時期といえば、Free Jazz 台頭の時代であり、同時期にコルトレーンは『至上の愛』を録音している。その時代に堂々とストライド・ピアノを弾いているモンクがいた。この作品には、外界の影響をまったく受けない稀有な男の姿がある。それとも時代への反発か? 1917年生まれの彼は、ちょうど少年時代にジェリー・ロール・モートンやファッツ・ウォーラーを聴いていたに違いない。多感な時代への郷愁があったのかもしれない。60年代に入ってからのモンクは精彩を欠いてしまった。ここでは50年代の『Thelonious Himself』とは異なり、モンクらしさが稀薄になっているが、ハーモニーや細部においては独特の雰囲気がある。没テイクが多いのも彼らしいが、なにより楽しい気分にしてくれる音楽だ。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
1991-07-01
タイトル
Monk's Music

アーティスト
Thelonious Monk

収録曲
1:Abide with Me
2:Well, You Needn't
3:Ruby, My Dear
4:Off Minor [Take 5]
5:Epistrophy
6:Crepuscule With Nellie [Take 6]
7:Off Minor [Take 4][*]
8:Crepuscule With Nellie [Takes 4 and 5][*]
多管編成されたモンクの音楽を初めてリアルに表現したアルバム
レビュー日:2008-09-23  評価:★★★★★
1957年6月26日、ニューヨークで録音。『thelonious monk septet』としてのレコーディングで、多管編成されたモンクの音楽を初めてリアルに表現したアルバムだとぼくは思う。

アルバム・ジャケットが良くこのアルバムを表している。もの凄く長い鉛筆と楽譜を持ったモンクが赤い台車(乳母車?)に乗っている。そういうフツーじゃないジャズ。予想不可能なリズムと曲進行が詰まっている。ここにはコールマン・ホーキンス(ts)、アート・ブレイキー(ds)、ジジ・クラウス(as)の名前しかクレジットされていないが、ジョン・コルトレーンも参加している。

ある意味フツーの調性が存在しないモンクの旋律と和音とリズムの中でコルトレーンは自らの『シーツ・オブ・サウンド』のヒントを掴んだと言われている。これから始まるよ、と言われているような『Abide With Me』。根本的に明るいモンクのフレーズが溢れている『Well, You Needn't』。是非ともソロ・ピアノのモノと比べて欲しい『Ruby, My Dear』。作曲家としての希有な才能に驚くばかりの歴史的名盤である。