エリックドルフィー(Eric Dolphy)のおすすめCD、アルバム紹介

エリックドルフィー(Eric Dolphy)のおすすめCD紹介

エリックドルフィー(Eric Dolphy)のおすすめCD、アルバム紹介

エリックドルフィー(Eric Dolphy)が参加しているCDで、インターネットで買えるものの一覧です。実際に聞いた人の感想を掲載していますので、お勧め度もわかります。CD選びの参考にしてください。




発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
996円
発売年月
1994-03-15
タイトル
Eric Dolphy at the Five Spot, Vol. 2

アーティスト
Eric Dolphy Quintet with Booker Little

収録曲
1:Aggression
2:Like Someone in Love
熱いセッションは永遠のモニュメント
レビュー日:2007-06-12  評価:★★★★★
ブッカー・リトル、エリック・ドルフィ、マル・ウォルドロンといずれも逝ってしまいこのアルバムもはるかかなたの夢のようだが、この熱気は永遠のモニュメントとなっていまだに胸を打つ。リトルのやや上ずった感のあるトランペットは技術云々でなく神がかった響きだし、ドルフィのアルトのうねりの情念とリリカルでスタティックなフルートはジキル博士とハイド氏のような二面性を見せる。マルの時にモールス信号のようなピアノ、リチャード・デイビスの重厚なベースとどれをとっても激しく迫ってくる。こんな演奏をしているとやはり長生きできないのか、それとも葉鶏頭のように季節に咲き誇るはかない激しさのなせるわざなのか。いずれにしてもここには一瞬に賭けた青春のエネルギーが凝縮されている。

ブッカー・リトルの最高傑作
レビュー日:2005-05-08  評価:★★★★★
ジャケでも判るとおり、ここでの主役はブッカー・リトル(tp)で、これがまあ素晴らしい。自作のAggressionは危機迫る事件のような曲で、ワンコードで長いフレーズを次々吹き倒し、穏やかなLike Someone In Loveではドルフィーのフルートと絶妙に絡む。水分を含んだような艶っぽい音色が堪らん。世評高いVol.1よりラフな作りで、こちらのほうが断然好きだ。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
1999-03-17
タイトル
Out to Lunch

アーティスト
Eric Dolphy

収録曲
1:Hat and Beard
2:Something Sweet, Something Tender
3:Gazzelloni
4:Out to Lunch
5:Straight Up and Down
完璧な音楽
レビュー日:2008-09-18  評価:★★★★★
 めったにない完璧なアルバム。個人的には、J・コルトレーンの「至上の愛」、O・コールマンの「ゴールデン・サークルVOL.1」と共に60年代フリー系3大アルバムの一枚。そしてもっとも自由なアルバム。他の2枚はリーダーのサックスとリズムの主従関係がはっきりしているのに対して、本作はメンバー全員が主役と思えるほど、すべてのメンバーが演奏中に強烈な自己主張をしているのがよくわかる。

 さらには色彩感が強烈。バスクラ、フルート、およびアルトを持ち替えるリーダーに、閃光のやうなアクセントを加えるのがハッチャーソンのヴァイブとウィリアムスのドラムス。もちろんデイヴィスのベースとハバードのトランペットも十二分の存在感を示す。しかも抜群のユーモアのセンスも巧みに織り込まれている。これはモダンだとかフリーだとかの、どうでもよい分類を超越したもっとも刺激的かつ個性的な不滅の音楽。発表されて40年以上たっても全く色褪せていないばかりか、ますます光輝いている。必聴です!!!


表現力
レビュー日:2006-08-25  評価:★★★★★
ライナーノーツを読むとやはりそこに書いている人の表現力はすごいなと思います。
私がこのアルバムについて書きたい事は、やはりjazzは複雑でずっと聴き続けていきたいと思い、
そして即興風の演奏からメロディアスな場面にくるとやはりほっとするなということです。

みな感じてはいるが書けないこと
レビュー日:2005-11-04  評価:★★★★★
 ドルフィーのバスクラの「音」のことである。よく「馬のいななき」などと表現されるが、そう聴こえるだろうか? わたくしにはそうは思えない。そう、もっと下品なモノ・・・はっきり書いてしまうと、オナカの調子のわるいときに、お手洗いで勢いよく放出されるアレである。わたくしにはドルフィーの音はアレにしか聴こえない。そしてドルフィーのアルバム中、それを最も思い出させる音がこのアルバムだと思うのだが、いかがだろうか?

和み系
レビュー日:2005-09-06  評価:★★★★☆
フリージャズらしく不気味な雰囲気の音がなっているんですが、旋律のせいか、リズムがいいのか、ビブラフォンが入ってるからなのかなんなのかわかりませんが、これは不思議に聞いてて気持ちいい音楽なんですよねコルトレーンなんかは逆に気持ちが高ぶるんですが、これは自分の中で和み系な感じです

異次元のアルバム
レビュー日:2005-08-14  評価:★★★★★
一聴してピンとくる音を出す人を挙げるとするなら次の3人が思い浮かぶ。マイルス・デイヴィス、ジミ・ヘンドリクス、そしてエリック・ドルフィー。(勿論チャーリー・パーカーもゲッツもコルトレーンもオリジナルではあるけれど、実はそれっぽく演奏することはできて、フォロアーの多さがそれを物語っている。その意味で最初に挙げた人のオリジナリティは歴史から完全に孤立していると言える)さてドルフィーだ。神がかったソロには本当にゾクゾクする。人間の吐き出す音が、これほど聴く者の全神経の緊張を強いることができるという驚きとスリル。そんな最高にカッコイイ音を多く残しているドルフィーの中でも『OUT TO LUNCH』は少しヘンなアルバム。ヘンとしか形容できないほど、何処かがおかしい。何かがズレてる。そんな「よくわからない」感、あるいは、宙づり感。このセッションだけ異次元で録ってきたような感覚。気持ちいいんだけど、深入りするのを躊躇してしまうのは何故?このアルバムの存在自体に疑いを持ってしまうような奇跡がここにあります。







発送可能日
通常7−10日以内に発送
価格
1551円
発売年月
1991-07-01
タイトル
Last Date

アーティスト
Eric Dolphy

収録曲
1:Epistrophy
2:South Street Exit
3:Madrig Speaks, The Panther Walks
4:Hypochristmutreefuzz
5:You Don't Know What Love Is
6:Miss Ann
異界への迷宮を織り上げてしまった深淵の音楽
レビュー日:2008-02-09  評価:★★★★★
奇跡の名盤! 単にモダンジャズの名盤という域を超えた、人類の音楽史上の比類ない一つの遺産。

"You Don't Know What Love Is"、フルートのフレーズが駆け上がると共に、異界の音空間が出現する。
神秘的な即興の歌が安らぐと、よく知られたテーマで落ち着くけれど、
すぐに、深淵の鳥めいた異様なアラベスクが、ドルフィーの過去の演奏を集約して、
それを超える鮮烈さで、果てしない音の迷宮を織り上げる。
ジャズ音楽においてだけでなく音楽全般にとっての、それは一つの奇跡だった。

クラシックのモダンにも造詣が深かったドルフィー。この演奏は、
ドビュッシー『牧神の午後…』や『フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』、
ストラヴィンスキー『春の祭典』、メシアン『世の終わりの四重奏』などが、
ジャズの音空間で即興的に昇華され結晶したような奇跡的なフルート四重奏、とも言える。

アルバム冒頭の、バス・クラによる"Epistrophy"もまた、
『春の祭典』冒頭のファゴットの奇跡と並ぶ、奇跡的な音楽だ。

これがドルフィーの遺作となったことは、音楽の人類史にとって残念すぎる。

劇的なドルフィーの最期の象徴
レビュー日:2006-09-09  評価:★★★★★
エリック・ドルフィーの才能についてはさまざまな意見があるだろう。フリージャズにも加担しながら一線を画し、モードでもバップでもない不思議な世界を飛翔したサックス奏者だった。コルトレーン、ミンガスとの共演では、主役に負けないくらいの個性を発揮し、灰汁のあるアルトサックスやバスクラリネットで周囲を圧倒する。かと思えばフルートでの見事な美しく素直な表現はジキル博士とハイド氏かと思っていしまう。そんなドルフィーのラストレコーディングがこれまた劇的過ぎる。まさに悲劇の天才として彼の残像が消えることはないほど強烈なアルバムである。初心者にはあまりお奨めできないが、いずれ避けては通れないジャズの一つの姿なのだといえるだろう。


40年の月日を経ても色褪せない名作
レビュー日:2006-01-09  評価:★★★★★
しばしば最高傑作とも評される、孤高の天才マルチ・リード奏者エリック・ドルフィーの遺作(1964年録音)。


チャーリー・パーカーを敬愛しながらも、全く独自のスタイルを確立したドルフィーの作品はどれも一聴の価値があるが、中でも本作は特に強い魅力に溢れている。1曲目の「エピストロフィー」の印象的なバスクラの演奏に始まり、最後の「ミス・アン」まで一気に聞かせてしまうドルフィーの演奏力・構成力は、まさに驚嘆の一言である。


ジャズという狭い枠組みを超えて多くの人々に訴えかける音楽を作りつづけた異邦人エリック・ドルフィー。そんな彼の魅力が詰まったこのCDは、ジャズ・ファンはもとより、ジャズに否定的な印象を持つ人にこそ聞いてもらいたい。


評価/100点中85点


Eric Dolphy(alto sax,flute,bass clarinet)
Misha Mengelberg(p)
Jacques Schols(b)
Han Bennink(ds)

Dolphyの白鳥の歌
レビュー日:2005-05-17  評価:★★★★★
この演奏の約一ヵ月後に亡くなるとは信じがたいDolphy畢生の名演である。バスクラ、アルト、フルートの演奏全て素晴らしいが、やはり"You Don't Know What Love Is"のフルート演奏は慄然とする美しさであり、本盤のハイライトと言ってよいだろう。そしてDolphyの遺品のフルートはColtraneに受け継がれた。何ともドラマチックな話ではないか。Dolphyの肉声による泣かせる名セリフに加え、共演者のメンゲルベルクやベニンクが真っ当な演奏で、フリー/アバンギャルドな部分があまり感じられないのも、本作が多くのリスナーに支持される理由である。Dolphyの最高傑作としてはリスナーの嗜好によって、Five Spot、Out to Lunch、あるいは本作とわかれるところであろうが、いずれにしてもDolphyのベスト3には必ず入る名盤である。素晴らしい。

ドルフィの最高傑作
レビュー日:2004-12-11  評価:★★★★★
ここには最良のドルフィのほとんど全てが凝縮されている。あまり派手な演奏ではないが、聞くほどに、凄い深みが感じられるようになるだろう。評判にだまされて「Out to Lunch」を買った人も、これを聴いてみて欲しい。あらゆるジャズ演奏の極北だ。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1995円
発売年月
2003-04-23
タイトル
ラスト・デイト

アーティスト
エリック・ドルフィー

収録曲
1:エピストロフィー
2:サウス・ストリート・エグジット
3:ザ・マドリグ・スピークス,ザ・パンサー・ウォークス
4:ヒポクリストマトリーファズ
5:ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ
6:ミス・アン
むかし・・・
レビュー日:2006-08-07  評価:★★★★★
JAZZにのめり込んでいた頃、ドルフィーと出会った。それから今日まで僕のマイ・フェイバリット・プレーヤーのひとり。
この作品との最初の出会いは北海道釧路だったか帯広だったかのJAZZ喫茶であった。僕は旅の途中で街中に発見したJAZZ喫茶に吸い込まれていった。そこで、聴いたのがこのLP(B面)だった。大きな衝撃を受けたことを忘れない。東京に戻って中古レコード屋をはしごしても、このLPは捜せなかった。すでに廃盤となっており、僕の行きつけのJAZZ喫茶でも置いてなく、僕の頭の中では「もう1度聴きたい」という思いが日増しに大きくなっていった。
やがて、執念で中古店で見つけたLPはこのジャッケットデザインで「LIMELIGHT」レーベルのものだった。少々高い買い物となったが、忘れられない1枚となった。

劇的なドルフィーの最期の象徴
レビュー日:2005-11-04  評価:★★★★★
エリック・ドルフィーの才能についてはさまざまな意見があるだろう。フリージャズにも加担しながら一線を画し、モードでもバップでもない不思議な世界を飛翔したサックス奏者だった。コルトレーン、ミンガスとの共演では、主役に負けないくらいの個性を発揮し、灰汁のあるアルトサックスやバスクラリネットで周囲を圧倒する。かと思えばフルートでの見事な美しく素直な表現はジキル博士とハイド氏かと思っていしまう。そんなドルフィーのラストレコーディングがこれまた劇的過ぎる。まさに悲劇の天才として彼の残像が消えることはないほど強烈なアルバムである。初心者にはあまりお奨めできないが、いずれ避けては通れないジャズの一つの姿なのだといえるだろう。

モンクの文句ない後継者ドルフィー
レビュー日:2005-09-25  評価:★★★★★
 このラスト・アルバムは、名演「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ」のみで語られることが多い。この演奏の素晴らしさについてはもはや贅言を要さないと思われるので、わたくしは語られることの比較的少ない冒頭の「エピストロフィー」と「ヒポクリストマトリーファズ」の二曲についてコメントしたいと思う。 前者はセロニアス・モンクの名曲である。ここでのドルフィーの前奏は完全にオリジナルであり、モンクの原曲を聴けばこの大胆きわまりない前奏に驚かれることと思う。また、ドルフィーのひとつの魅力であるバス・クラリネットという楽器の選択がこの曲ではまさにはまっていることがわかる。意外に知られていないが、モンクのアドリブ、オリジナル曲の曲想と、ドルフィーのそれは近接している。クラシックで言うとドビュッシー、バルトーク、ストラヴィンスキーあたりの発想に近いのだが、そういう意味ではジャズにおいてモンクの後継者となり、彼の音楽をさらに発展させるべき運命を担っていたのがこのドルフィーであったのに、客死という結末は本当に残念だ。 後者はピアノのミッシャ・メンゲルベルグが提供したオリジナルだ。この「ラスト・デイト」を支えるもうひとつの力は、このメンゲルベルグの好演である。そのドルフィーとの音楽性との共通性は、このオリジナルの曲想とアドリヴによく現れている。その後の彼の活躍については寡聞にして知らないが、どうなったのだろうか。

ドルフィーはいつでも新しい
レビュー日:2005-07-04  評価:★★★★★
学生の時始めて入ったジャズ喫茶で、カウンターの上にあったのが(つまりその時演奏されていたのが)このジャケット、このレコードだった。カレーソースの匂いとたばこの煙の中でドルフィーのフルートを聴いた僕は「なんじゃこれは」と度肝を抜かれた。ドルフィーがベルリンで客死した64年からその時すでに15年も経っていたのに、彼の音楽はそれまでのどんなものよりも新しかった。そして、それから30年が過ぎた今でも、このCDを聴きかえすたびに、最初の驚きが蘇る。

You Don't Know What Love Isでフルートを諦めた。
レビュー日:2003-12-10  評価:★★★★★
Menphis Undergroundのコピーで喜んでいた筆者が衝撃を受けた作品。追随を許さない奏法、誰からも愛された人柄、そして才能。コルトレーンフォロアーはでても、ドルフィーフォロアーは少ない。ただし、いきなりこの作品から聴くのはお薦めしない。楽器を演りなくなる恐れがあるからである。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1240円
発売年月
1994-03-15
タイトル
Eric Dolphy at the Five Spot, Vol. 1

アーティスト
Eric Dolphy Quintet with Booker Little

収録曲
1:Fire Waltz
2:Bee Vamp
3:Prophet
4:Bee Vamp [Alternate Take][*]
これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤
レビュー日:2008-05-27  評価:★★★★★
これほど熱気を感じるアルバムもそうない。ライブである点を差し引いてもエリック・ドルフィー以下の爆発的な情念、エネルギーは止められない。50年代からチャールス・ミンガスのグループで前衛的な活動を展開していたドルフィーと盟友マル・ウォルドロンが全体の雰囲気をお膳立てし、若き天才ブッカー・リトルの火を吐くようなトランペットがかぶさる。さらにヘビー級のベーシスト、リチャード・デイビスとエド・ブラックウェルのリズムが煽りたてる。映画スイングガールズで竹中直人演ずる教師がジャズのすばらしさを説くときにこのアルバムがフリー・ジャズの凄さの象徴として紹介したときは嬉しかった。リトルとドルフィーはこのあと立て続けに夭逝してしまい、夢の共演は文字通り真夏の夜の出来事と化した。が、若者たちの青春が渦巻く熱演は人々の記憶から決して消えることなく、次なる新たなジャズの胎動へと誘っていくのである。惜しむらくはドラムがややイモっぽいブラックウェルでなく、シャープなトニー・ウイリアムスかロイ・ヘインズあたりだとさらに面白かったと感じるのは僕だけではないだろう。

生演奏で体感したかったJAZZ
レビュー日:2004-11-26  評価:★★★★★
 A.ブレイキーの「バードランドの夜」、J.コルトレーンの「ヴィレッジヴァンガード」等と共に、モダンジャズ最盛期のJAZZクラブの熱気を今に伝える素晴らしい名盤。E.ドルフィーs、B.リトルtpという若くして他界した2人の偉大な才能を捉えた貴重な記録としても有名です。 2人の陰に隠れてあまり語られないけれど、このアルバムでは個人的にはM.ウォルドロンpのプレイが特に好き。彼の奏でる熱くグルーヴィーな音色は、私をとことん熱くさせてくれます。また、バックのR.デイヴィスb,E.ブラックウェルdsのプレイも素晴らしい。力強さが漲り、音楽の核であるリズム面をしっかりと支えています。 是非生演奏で体感したかったJAZZ。音の良さも特筆もので、若い世代のファンにもお薦めの1作です。

ジャズ喫茶の傍らで
レビュー日:2004-11-24  評価:★★★★★
私にジャズという音楽のイメージを植え付けた一枚。コルトレーンでもマイルスでもなく、エリック・ドルフィー。暗いジャズ喫茶の傍らでタバコをふかしながらこの音楽に黙々と聴き入る自分を容易に想像できる。本作はどこに行くのか想像出来ないスリルに満ち溢れている。私はそれを探ろうとタバコをふかす。

すごい!
レビュー日:2001-09-24  評価:★★★★★
フリージャズってどんなもん?と思っていた時に、知人から勧められたのがこのCDでした。とにかくすごいアルバムです。形式にとらわれずにどんどん展開していく流れが、少しづつ停滞したり暴走したりしていくうちに聞いている方がすっかり引き込まれてしまいます。書いているうちに、言葉で説明するのは難しいものだなぁと実感してしまいましたので是非皆さん聴いてください!!







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1800円
発売年月
2007-09-19
タイトル
アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1+1

アーティスト
エリック・ドルフィー

収録曲
1:ファイアー・ワルツ
2:ビー・ヴァンプ
3:ザ・プロフェット
4:ビー・ヴァンプ(別テイク)(ボーナス・トラック)
奇跡的なライヴアルバム
レビュー日:2008-07-13  評価:★★★★★
大傑作、ドルフィーの素晴らしさは勿論ですがブッカー・リトルが奇跡的なプレイを聴かせる。
(いつに無い、驚くべき明哲なアドリブ・メロディーライン!!!)
チューニングのズレたピアノを効果的に操るマル・ウォルドロンも
アーシーなフィーリングを発散してイヤが上にも盛り立てています。
ドラムとベースの御両人も渥美のある基礎音を構築して完璧。

これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤
レビュー日:2008-05-27  評価:★★★★★
これほど熱気を感じるアルバムもそうない。ライブである点を差し引いてもエリック・ドルフィー以下の爆発的な情念、エネルギーは止められない。50年代からチャールス・ミンガスのグループで前衛的な活動を展開していたドルフィーと盟友マル・ウォルドロンが全体の雰囲気をお膳立てし、若き天才ブッカー・リトルの火を吐くようなトランペットがかぶさる。さらにヘビー級のベーシスト、リチャード・デイビスとエド・ブラックウェルのリズムが煽りたてる。映画スイングガールズで竹中直人演ずる教師がジャズのすばらしさを説くときにこのアルバムがフリー・ジャズの凄さの象徴として紹介したときは嬉しかった。リトルとドルフィーはこのあと立て続けに夭逝してしまい、夢の共演は文字通り真夏の夜の出来事と化した。が、若者たちの青春が渦巻く熱演は人々の記憶から決して消えることなく、次なる新たなジャズの胎動へと誘っていくのである。惜しむらくはドラムがややイモっぽいブラックウェルでなく、シャープなトニー・ウイリアムスかロイ・ヘインズあたりだとさらに面白かったと感じるのは僕だけではないだろう。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1700円
発売年月
2007-09-26
タイトル
アウト・トゥ・ランチ

アーティスト
エリック・ドルフィー

収録曲
1:ハット・アンド・ベアード
2:サムシング・スイート・サムシング・テンダー
3:ガゼロニ
4:アウト・トゥ・ランチ
5:ストレート・アップ・アンド・ダウン
完璧な音楽
レビュー日:2008-09-18  評価:★★★★★
 めったにない完璧なアルバム。個人的には、J・コルトレーンの「至上の愛」、O・コールマンの「ゴールデン・サークルVOL.1」と共に60年代フリー系3大アルバムの一枚。そしてもっとも自由なアルバム。他の2枚はリーダーのサックスとリズムの主従関係がはっきりしているのに対して、本作はメンバー全員が主役と思えるほど、すべてのメンバーが演奏中に強烈な自己主張をしているのがよくわかる。

 さらには色彩感が強烈。バスクラ、フルート、およびアルトを持ち替えるリーダーに、閃光のやうなアクセントを加えるのがハッチャーソンのヴァイブとウィリアムスのドラムス。もちろんデイヴィスのベースとハバードのトランペットも十二分の存在感を示す。しかも抜群のユーモアのセンスも巧みに織り込まれている。これはモダンだとかフリーだとかの、どうでもよい分類を超越したもっとも刺激的かつ個性的な不滅の音楽。発表されて40年以上たっても全く色褪せていないばかりか、ますます光輝いている。必聴です!!!


表現力
レビュー日:2006-08-25  評価:★★★★★
ライナーノーツを読むとやはりそこに書いている人の表現力はすごいなと思います。
私がこのアルバムについて書きたい事は、やはりjazzは複雑でずっと聴き続けていきたいと思い、
そして即興風の演奏からメロディアスな場面にくるとやはりほっとするなということです。

みな感じてはいるが書けないこと
レビュー日:2005-11-04  評価:★★★★★
 ドルフィーのバスクラの「音」のことである。よく「馬のいななき」などと表現されるが、そう聴こえるだろうか? わたくしにはそうは思えない。そう、もっと下品なモノ・・・はっきり書いてしまうと、オナカの調子のわるいときに、お手洗いで勢いよく放出されるアレである。わたくしにはドルフィーの音はアレにしか聴こえない。そしてドルフィーのアルバム中、それを最も思い出させる音がこのアルバムだと思うのだが、いかがだろうか?

和み系
レビュー日:2005-09-06  評価:★★★★☆
フリージャズらしく不気味な雰囲気の音がなっているんですが、旋律のせいか、リズムがいいのか、ビブラフォンが入ってるからなのかなんなのかわかりませんが、これは不思議に聞いてて気持ちいい音楽なんですよねコルトレーンなんかは逆に気持ちが高ぶるんですが、これは自分の中で和み系な感じです

異次元のアルバム
レビュー日:2005-08-14  評価:★★★★★
一聴してピンとくる音を出す人を挙げるとするなら次の3人が思い浮かぶ。マイルス・デイヴィス、ジミ・ヘンドリクス、そしてエリック・ドルフィー。(勿論チャーリー・パーカーもゲッツもコルトレーンもオリジナルではあるけれど、実はそれっぽく演奏することはできて、フォロアーの多さがそれを物語っている。その意味で最初に挙げた人のオリジナリティは歴史から完全に孤立していると言える)さてドルフィーだ。神がかったソロには本当にゾクゾクする。人間の吐き出す音が、これほど聴く者の全神経の緊張を強いることができるという驚きとスリル。そんな最高にカッコイイ音を多く残しているドルフィーの中でも『OUT TO LUNCH』は少しヘンなアルバム。ヘンとしか形容できないほど、何処かがおかしい。何かがズレてる。そんな「よくわからない」感、あるいは、宙づり感。このセッションだけ異次元で録ってきたような感覚。気持ちいいんだけど、深入りするのを躊躇してしまうのは何故?このアルバムの存在自体に疑いを持ってしまうような奇跡がここにあります。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
3200円
発売年月
2007-07-11
タイトル
コーネル1964

アーティスト
チャールズ・ミンガス・セクステット・ウィズ・エリック・ドルフィー

収録曲
Disc1
1:オープニング
2:ATFW YOU
3:ソフィスティケイテッド・レディ
4:フォーバス知事の寓話
5:オレンジ・ワズ・ザ・カラー・オブ・ハー・ドレス・ゼン・ブルー・シルク
6:A列車で行こう
Disc2
1:メディテイションズ
2:ソー・ロング・エリック
3:ホエン・アイリッシュ・アイズ・アー・スマイリング
4:ジターバグ・ワルツ
よろこびと雄々しさ
レビュー日:2007-09-21  評価:★★★★★
Disc One
痛々しいほどに瑞々しく、濃い青空のように新鮮だ。生きることの喜びが湧出するのをミンガスに初めて感じ、涙が出た。各プレヤーの演奏も初々しく、純粋で伸び伸びしている。ミンガス色について言えば、現代文明の持つ退廃と自嘲は、彼の音楽の基調で、彼の社会性の所以であり、怒りのベースになっていると思われるが、ここでは、そうした屈折した感情は表出せず、ひたすらジャズの喜びが進行する。陰性面をしいて挙げれば、孤独が語られている位だろう。観客との掛け合いも楽しげだ。

Disc Two
一気に深くなり、ミンガスの本領発揮で、聴き応えがある。1曲目、現代文明の不安・不条理という呪縛をあるがままに受け止めている男気を感じる。ここに嘲笑はなく、彼は真摯だ。2曲目、雄々しいミンガス、勇気。3曲目、一転して軽快になり、“国歌”ならぬ“地球歌”のようだ。4曲目は楽しげな曲で、地球という宇宙のオアシスに生きることのワクワクするような興、力感を覚える。各プレヤーの力演が素晴らしい。

二枚組みの本作は、フレンドリーなミンガスを心から味わえる名品だ。

貴重かつ素晴らしい録音
レビュー日:2007-06-30  評価:★★★★★
1964年3月にアメリカのコーネル大学で録音されたミンガス六重奏団のライヴ。
メンバーはミンガス(b)の他、ジョニー・コールズ(tp)、
エリック・ドルフィー(as.bcl.fl)、クリフォード・ジョーダン(ts)、
ジャキ・バイアード(p)、ダニー・リッチモンド(ds)。
このメンバーによるヨーロッパツアーの様子はCD、DVDなど、
今では多くのものが出回っていますが、日付的にも、
本作がこのメンバーによる最初の録音になると思います。
(ライナーノーツに情報があるのだろうけど、英語が読めないのです)

すでに出回っている他のライブに負けないぐらい、
ここで聴けるメンバー個々の演奏は、すばらしいと思います。
個人的には、ジョニー・コールズのトランペットがエレガントでイイですね。
ただ全体の構成としては、既出の方がまとまっていると思われる部分もあり、
意見は分かれるところだと思います。







発送可能日
通常3−5週間以内に発送
価格
996円
発売年月
1991-07-01
タイトル
Far Cry

アーティスト
Eric Dolphy Quintet with Booker Little

収録曲
1:Mrs. Parker of K.C. (Bird's Mother)
2:Ode to Charlie Parker
3:Far Cry
4:Miss Ann
5:Left Alone
6:Tenderly
7:It's Magic
8:Serene [*]
ジャズファン必修科目!
レビュー日:2003-09-03  評価:★★★★★
「盟友ブッカー・リトルとの初邂逅」なんて文字が帯に踊ってたりしますが(いや、おっしゃる通りなんですが)、初めて聞いた時は「誰なんだこのドラマーは!?」が素直な感想でした。不出世の名ドラマー、ロイ・ヘインズその人です。B面オープナーの<4>で、ジャンプ感あり過ぎなテーマを複雑なハーモニーで超高速で飛ばしていくフロント2人を、これまた独特なポリリズムで煽っていくそのお姿は、もーシビレまくリでした。five spotの作品を聞くまでは、ヘインズ-バイアード-カーターのリズム隊がドルフィーにはジャストフィットだと思ってましたが...フロントを分かつドルフィーとリトルの挑戦的な掛け合いを、バードを肴に楽しむA面はもちろん必須科目ですが、ドルフィーの暖かい演奏が絶妙な曲順で楽しめるB面が僕的にオススメ。全員一丸となって相乗的にノッていく<4>、フルートでマル・ウォルドロンの名曲をしっとりと歌う<5>、コードにとらわれない肉感的なアルトの"独唱"(名演!!)で泣かされる<6>、そして間を置かずイン・テンポで始まる、リズム隊の繊細さが際立つ<7>。生きの良いバトルものを何枚か聞いた後、シメに本作のB面をかける事が多いです。優しい気持ちになれます。自らの内面をえぐり、吐露し、あくまで肉声への肉迫にこだわった渡欧後の作品群もまた、この夭折の音楽家の大切なドキュメントですが、演奏型式や楽器本来の音色を残した本作も、人間味溢れる名作だと思います。

人間の記憶のリズム感の極地
レビュー日:2003-07-26  評価:★★★★★
ブッカー・リトルとの共演で最高の演奏を聴かせる本作こそ偉大なるエリック・ドルフィーの最高傑作だと思う。特に「Miss Ann」での左右チャンネルに別れて出てくるアルトとペットの音感は既に人間の記憶のみがなせるリズム感の極地だと断言できる。本作を聴かずしてサックスを語る事なかれ。







発送可能日
通常24時間以内に発送
価格
1800円
発売年月
2007-09-19
タイトル
アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.2

アーティスト
エリック・ドルフィー

収録曲
1:アグレッション
2:ライク・サムワン・イン・ラヴ
熱いセッションは永遠のモニュメント
レビュー日:2008-05-28  評価:★★★★★
ブッカー・リトル、エリック・ドルフィ、マル・ウォルドロンといずれも逝ってしまいこのアルバムもはるかかなたの夢のようだが、この熱気は永遠のモニュメントとなっていまだに胸を打つ。リトルのやや上ずった感のあるトランペットは技術云々でなく神がかった響きだし、ドルフィのアルトのうねりの情念とリリカルでスタティックなフルートはジキル博士とハイド氏のような二面性を見せる。マルの時にモールス信号のようなピアノ、リチャード・デイビスの重厚なベースとどれをとっても激しく迫ってくる。こんな演奏をしているとやはり長生きできないのか、それとも葉鶏頭のように季節に咲き誇るはかない激しさのなせるわざなのか。いずれにしてもここには一瞬に賭けた青春のエネルギーが凝縮されている。